2011年7月22日金曜日

山本太郎が見た福島の現実



国は早く避難指示を!
数年後に大変なことになります。

2011年7月21日木曜日

どう乗り切るか、毎日、迷っているお母さんに 武田邦彦 (中部大学)


食品の汚染が広がってきました。

といっても、いつも北海道や九州の食材を求めることも難しいし、子供は守らなければならないし、財布はそれほど余裕はないし・・・と毎日、迷っているお母さんに、思い切ってアドバイスをします。

・・・前提・・・

1) 普通のお母さんができる範囲にする。つまり、

2) 政府や農業団体、流通はごまかすことが前提とする(危険サイドで計算する)。

3) スーパーに行っても野菜は地元のものしかないので、汚染されているのを承知で買う(思い切った前提ですが、現実を考えて)、

4) 魚は注意して日本海、北海道、九州などのものを選ぶが時々、間違って汚染された魚を買ってしまう(失敗あり)、

5) 牛肉はオーストラリア、豚肉はアメリカなどに限る。鶏肉はできるだけ買わない(肉だけは気をつける)、

6) 牛乳は時々、間違って汚染されたものを買ってしまう(失敗あり)、

7) 卵は売っているものを、選ばずに買う、

8) 米は去年のものか、今年なら、北海道、青森、秋田、新潟、西日本、外国のものしか買わない(産地を選べるから選ぶ)、

9) お茶は汚れていると言われる静岡茶を飲む、

10) 水は水道水を飲み、気にしない。

これなら現実的ではないかと思います。

それで被曝量を計算してみました。そうすると次のようになりました。





表にあるように、年間被曝量の予想値は2ミリシーベルト。11ミリの2倍ですが、来年からの2年間で取り戻すか、健康に留意して生活することを考えます。

私はこれでも今年を乗り切ることができると思います。

大丈夫!! 肉と米を気をつければ、政府にだまされても大丈夫。時々、失敗してもOK。

そのために、買うとき以外に必要なことが少しあります。

1) 野菜は地元産のものを買うけれど、よく洗い、5分の4は生で食べないで、ゆでたりして加工する。お湯は必ず捨てる。生で食べるときにはよく洗う。今年は生野菜は減らしてください。

2) 魚は煮魚を主とする。煮汁はすてる。計算では半分を煮魚としました。

3) 外部放射線は1時間に0.15マイクロのところに住み、家の中を除染する。ホットスポットにむやみに近寄らない。

4) 風の強い日はマスクをし、雨が降った日には家に帰ったら玄関先で靴と靴下を脱ぎ、ぬれティッシュで拭き取る。

5) (残念ですが)子供の運動を制限する。

をしてください。

これで、2ミリ。現実に子供たちを守ることができます。人間は5年間で調整できますし、子供も2年ぐらいの余裕がありますので、これで私は大丈夫と思います。

もちろん、魚を控え、牛乳の産地を選び、外部被爆を0.10のところに住めば、11ミリに入ります。

・・・・・・・・・

(感想)

今まで私は一貫して「11ミリ」という目標を言ってきました。

でも、現実に地元野菜しか買えない人もおられますし、どうせ政府や農業関係の団体、流通は今後もごまかします。

でも、ごまかされても大丈夫なようにこちらも作戦を考えたいと思いました。そして、日常生活では、なにからなにまで注意ができないので、肉とお米だけを注意することにしました。

肉とお米なら産地を選んだりすることが現実に可能だからです。少し不便ですが、今年は我慢してください。

また静岡のお茶はまだ汚れていますが、計算してみると0.004ミリですから、お茶はあまり気にしないでも良いようです。

(学校関係者にお願い)

給食を実施している学校関係者は、この計算のような計算をして、ご自分の学校に通っている子供たちが、現実にどのぐらいの被爆をしているか、学校給食は今のままで良いのか、子供の側にたって計算をしてください。
運動部の先生方も同じです。

(政府、自治体、学者の皆さん)

私が、

1) 福島、関東の平均空間線量、

2) 政府が公表している食品の暫定基準値、

3) 政府が公表している食品の摂取量、

4) 空間の放射性物質の濃度に呼吸量をかけたもの

を計算しますと、おおよそ1年間50ミリシーベルトを超えます。

「健康に影響がない」と言っておられますが、それは50ミリシーベルトでも大丈夫といっているのか、それとも、50ミリシーベルトに行かないのか、具体的な根拠を示して、計算結果を出してください。

日本人は自分で判断できるのですから、「大丈夫です」と言う代わりに数字を示してください。

(静岡のお茶の方へ)

静岡茶が汚染で騒がれたのは、国の暫定基準値があまりに甘いことや、消費者の立場で発表がおこなわれないことです。お茶の汚染は早く解消することにして、現在のお茶も問題がないことを、消費者の立場になって示せば、誤解は解けると思います。

正々堂々、放射性物質の量を測定をし、生茶にはベクレル表示と年間被爆予想値(3%以下になるから)を出して販売してください。

(平成23717日 午後9時 執筆)

2

放射線量の許容 0.19マイクロシーベルトでなく0.114目安に

本誌は、子供たちが出かける機会の多い場所に限定して、独自に放射線量の測定を行った。東京・銀座でガイガーカウンターのレンタルを行っている有限会社「シエスタ」の田中久大さんに計測方法の指導を受け、6月29日から7月5日にかけて、都内120か所で調査を行った。

子供たちがよく行く公園、それも、あえて放射線量が多いと思われる植え込みや滑り台の下、ぬかるみなどを測定してみると、軒並み毎時0.1マイクロシーベルトを超える高い数値を示した。

「毎時○○マイクロシーベルト」といわれても、どれくらいの被曝量なのか実感はしにくい。

国際放射線防護委員会(ICRP)が定めた、一般の人が自然放射線以外で浴びてもよいとされるしきい値は年間1ミリシーベルト。これは1時間あたりに計算すると0.114マイクロシーベルトとなる。この0.114に自然放射線量や屋外での活動時間を考慮して、0.19マイクロシーベルトまでなら許容範囲とする説もあるが、中部大学の武田邦彦教授はこう語る。

「0.19マイクロシーベルトという数字には食事や空気中に含まれる放射性物質が体内にはいることによって起きる内部被曝の量が加味されていない。やはり毎時0.114マイクロシーベルトを安全かどうかのひとつの目安と考えてよいのではないでしょうか」

今回の測定では、ほとんどの地点でこの毎時0.114マイクロシーベルトを超える結果となった。測定にはある程度の誤差もあるが、子供たちと出かける際は用心しておきたい。

※女性セブン2011年7月28日号

関東全域で健康被害広がる〜500件の異変報告から  [OurPlanet-TV]

OurPlanet-TV(アワープラネット・ティービー)


福島第一原発事故から4ヶ月。今、福島県や関東全域で、体調の異変を訴える人が増えている。鼻血や下痢、倦怠感ー。OurPlanetTVに寄せられた550件の異変報告を集計すると、子どもに限らず幅広い年代で、普段は見られない症状が出ており、放射能による影響が高いことが明らかとなった。
 
寄せられた様々な体の異変
今回集計したのは、6月18日から6月30日までに寄せられた550件を集計したもの。健康に不調を訴えている人は0歳から87歳までと幅広く、平均年齢は30.47歳だった。
 
寄せられた症状の上位を見ると、1位は喉の不調で172件と体調不良を感じた人の3割がこの症状を訴えていた。また、2位の鼻血は106件で2割に上る。しかも、単なる鼻血ではなく、「夜中に鼻血が突然出て止まらない」「ここ何年も鼻血など出したことがなく、ぶつけたわけでもないのに突然鼻血が出た」など、深刻な報告が少なくない。このほか、3位の下痢が97件、4位の倦怠感 が83件、5位の咳が61件。以下、鼻の痛み・鼻水ー50件、頭痛 ー42件、目の腫れー39件と続く。




寄せられた内容には「普段は便秘がちなのに下痢が続いた」「喉のイガイガがずっと続いている」など、原因がわからない症状を訴える人が多く、病院に行って検査を受けた人のほぼ全てが、特に異常がないと言われている。
 
また、アトピーなどのアレルギーの悪化や完治していた病気などの再発、生理の不調、ほくろや紫斑ができるなど、ストレスなどとは到底無関係の症状も多数報告されている。この他、放射能との関連はわからないとしながらも、福島県内の2人の女性から、安定期に流産した、出産直前に死産したなど、胎児に関する報告があった。
 
アンケートの結果を大別すると、鼻血、喉の不調、咳、鼻の痛み・鼻水などの「粘膜系の異変」と下痢、倦怠感、頭痛などの「免疫力の低下のよる異変」の二つに分けられる。長年、チェルノブイリの子どもたちの保養運動に取り組んできた「チェルノブイリのかけはし」代表の野呂美加さんによると講演会などで母親から質問される子ども達の症状も同様のものが多く、チェルノブイリで汚染された食べ物を食べている子供たちの症状ともそっくりだと話す。
  
チェルノブイリの子ども達が抱える免疫力の低下
野呂さんが活動の拠点として来たベラルーシでは現在、健康な子どもが少なく、100人中98人が何らかの健康障害をもっていると言われているという。子ども達はひとたび免疫力が低下すると大きな病気に発展する虚弱な状態で、長時間の授業にも耐えられないため、授業時間を45分から25分に短縮している場合もある。
 
野呂さんは「放射能の影響というと、がんや白血病ばかりがクローズアップされるが、それはあくまでも頂点であって、その下には、様々な病気や健康を害している人がいる」と指摘。チェルノブイリでは、子どもたちは”病気の花束”を抱いていると言われ、今回のアンケートでも寄せられた「疲れやすい」「アレルギー症状の悪化」「目が腫れる」などといった症状の子どもは非常に多いという。
 
日本では、事故後、鼻血などの症状に対して、多くの医師や研究者が、放射線とは関係ないと因果関係を否定してきた。しかし、2009年にニューヨーク科学アカデミーから発表された報告書『チェルノブイリ――大惨事が人びとと環境におよぼした影響』(Chernobyl: Consequences of the Catastrophe for People and the Environment)の執筆者の一人であるロシアの科学者アレクセイ・ヤブロコフ博士は「鼻血とリンパ腺の腫れは相当程度の被ばくをした兆候である」と警告する。
 
また、北海道がんセンターの院長、西尾正道医師も「これだけ沢山の人が同じ症状を訴えているのであれば、新たな低線量被ばくの臨床症状として医者も認識する必要があるのではないか。」と新しい対応をする必要性を訴える。
 
更に、『内部被ばくの脅威』(ちくま書店)の著書があり、原爆の低量被ばくに関して発言してきた肥田舜太郎医師は、鼻血や下痢は、低量被ばくの最初の症状だとした上で、この症状が必ずしもいつまでも続くのではなく、次第に「ぶらぶら病」と呼ばれる疲れやすい症状がでるようになる。すると、「なまけている」「さぼっている」などと勘違いされ、非常に苦しい状況に追い込まれるケースが少なくないと指摘する。
 
地域でみる放射性物質の影響
ところで、喉の不調や鼻血、下痢といった健康上の不調を訴える人は、どの地域に分布しているのだろうか。放射性物質との関連性を推測するために、地域別に集計してみたところ、一番報告が多かった場所は東京都の166件 、次に神奈川県の46件、3番目に千葉の36件と続いた。以下、福島県と埼玉県が33件、茨城県が13件、宮城県が10件となる。


ただ、東京都は人口が1200万人を超すため、人口200万人の福島県などと数だけで比較することはできない。そこで、人口比率で比較してみたところ、1位は福島となり、2位が東京、3位は千葉という結果となった。インターネットの普及率や各県からのOurPlanetTVへのアクセス数などに一定の誤差はあるだろうが、放射性物質の拡散と体調の異変は、一定程度リンクしていると言わざるを得ない結果を得た。




野呂さんは、チェルノブイリの場合、福島市などの高い線量の地域には人は住んでいなかった。なるべく線量の低い地域に移動すべきとした上で、記録を残すためにも、健康状態に不安がある場合は、必ず医者に見てもらうべきだという。今後、健康障害はますまる広がる可能性があり、広範な地域を対象とした、詳細な疫学調査を行う必要がある。
 
チェルノブイリのかけはし
http://www.kakehashi.or.jp/
チェルノブイリ実態リポート翻訳プロジェクト
http://chernobyl25.blogspot.com/
環境クローズアップ「チェルノブイリ: 百万人の犠牲者」
http://www.universalsubtitles.org/en/videos/zzyKyq4iiV3r/
肥田舜太郎講演「内部被ばくのもたらすもの」
http://www.ustream.tv/recorded/16024835
311以降の異変をご報告ください。
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1118



クリス・バズビー博士 記者会見 【自由報道協会】



Video streaming by Ustream

福島県内では、今後10年でがん発生率が30%増加

2011年7月20日水曜日

You Raise Me Up 京都(Kyoto)・東福寺

自分の最善を尽くそう。
そうすれば、必ず道は開ける。
そう信じます。
そして、自分を信じます。

2011年7月19日火曜日

神奈川県を越えて静岡県の下田港と伊東港のヒラメからも放射性物質検出されたことに衝撃走る

7月上旬に行った調査で、放射性物質が検出された海産物は、100品中28品にのぼり、3割という高確率で汚染が見つかった。

水産庁による「各都道府県等における水産物放射性物質調査」では、汚染が見つかった水産物は神奈川県どまり。7月11日にいたるまで、神奈川県より西の地域では検出されていない。

ところが本誌調査では、神奈川県を越えて静岡県の下田港と伊東港で水揚げされたひらめ、ぶり、いわしの丸干しからも放射性物質が検出された。

食環境科学が専門の美作大学教授・山口英昌さんがいう。
「魚は海水とエサの両方から放射性物質を体内に取り込んでいます。干ものの場合は干している間に放射性物質が吸着した可能性など、複数の要因が考えられます」

山口教授はひらめで検出された点に注目すべきだという。
「底魚のひらめは沿岸や深海に生息し、移動が少ない。ひらめが汚染されていたということは、伊豆半島近海、もしくはそれ以南まで汚染が広がっている可能性を示しています」(山口教授)

女性セブン2011年7月28日号

2011年7月14日木曜日

2011年7月9日土曜日

外食店の食材産地

食材に気を使っている昨今ですが、外食はどうなのか調べると、まとめているサイトが結構ありました。

▼放射能汚染食物とファミレスについて
http://matome.naver.jp/odai/2130583547017672901

▼放射能汚染食物と外食産業について
http://matome.naver.jp/odai/2130574221415995301

▼放射能汚染食物と飲食系企業について
http://matome.naver.jp/odai/2130576144816125601

安心して外食がしたいです。

第2回「広がる放射能汚染」 NHK



NHKSP20110703 シリ―ズ原発危機 第2回「広がる放射能汚染」 from open_box on Vimeo.

チェルノブイリの立ち入り禁止基準148万ベクレル。
大熊町600〜800万ベクレル。

2011年7月1日金曜日

福島市の子ども10人中10人の尿からセシウム検出



これから少しずつ、本当の被害状況が分かってくるだろう。
早く政府は対策を検討し実行しろ!

日本はこんな国だったのかとがっかりした。
マスコミの報道を見ても、かなりの圧力がかかっていて本当の事実を報道できないでいる。
記者クラブが日本のマスメディアを腐らしている。
日本国民のほとんどはインターネットを利用して世界の情報を得ることができるのだから、こんなことをしても意味がないと思うのですが・・・。

私の周りの友達の意見を聞くと、きれいに2つに分かれる。
「全然平気だ」という人と、「やばいなー」という人だ。
これは、非常に興味深い現象だと思っています。

まさに、「情報格差」がはっきりと表れています。
自分からほしい情報を得ることができる人と、テレビ・新聞などからしか情報を得ることができない人。

自分からほしい情報を得ることができる人は、世界中から情報を得ています。今置かれている状況を自分で判断し、「これは結構やばい状況になってきたな」と感じているはずです。なぜなら、各地の放射線量とチェルノブイリ事故の被害状況を合わせればすぐにわかることなのですから。

一方、テレビ・新聞などからしか情報を得ることができない人は、偏った情報しか得ることができません。
情報量も圧倒的に少ないはずです。そして、「ただちに健康への影響はありません。」というわけのわからない言葉を心のよりどころにしています。このような人は、周りの人の意見に流されやすいようです。多分、友達の何人かが避難なんかしたら焦っちゃうような人ですね。

テレビや新聞がこのような災害時に全く意味の成さないことははっきりしました。
今まで偉そうなことを言っていたんだから、もう少しジャーナリストとしてもプライドを持てよ。
と思います。